こんにちは。
今朝の冷え込みが嘘のような暖かさですね!
今日は月一レッドクラス。
今朝はクラス前にシャラート先生のレッドクラスの音声を聞きながら練習しました。
普段はあまりこういうことはしないのですが、音声を聞きながらのレッドクラスもいいですね。
(練習を始めるのが少し始めるのが遅くなり、少し待たせてしまった練習生の方すいません。。。)
音声といっても実際のクラスでの音声(ここ大切)
レッドクラスはライブ。
当然ながらアジャストなどにより、カウントに均等性はなく、先生のカウントをきちんと聞けているか集中。
"集中" と "夢中" の違い
主観ですが
集中は深く集中しながらも内側や外側からの情報が自分の中に落とし込めている状態。
夢中は集中にも似ているけど、周りが見えてないない状態。
こういう時、僕はアルケミストでの、あのお話を思い出します。
何度も同じ夢で見た宝物がピラミッドにあることを信じ、エジプトをめがけて旅に出た少年のお話。
その旅の途中出会った王様が少年に話したお話。
世界で最も賢い男から幸福の秘密を学んでくるようにと、息子を旅に出したそうです。
若者は山頂のにある美しいお城に着くも、忙しい賢者は若者に、幸福の秘密の説明している時間はない様子。
ただ、宮殿をあちこち見てまわり、二時間したら戻ってくるようにと。
そしてその間、二滴の油が入ったスプーンを渡し、この油をこぼさないようにね。と言いました。
若者は宮殿を歩き回り、二時間して賢者のところへ戻ってきました。
そして賢者は
” 壁にかけてあった美しいものや庭に気がついたかね?”
と若者に尋ねました。
若者は何も見ませんでした。
若者はスプーンの油をこぼさないことに夢中だったのです。
そして賢者はもう一度宮殿を見てまわり、美しい庭や壁を見てくるように言うのです。
今度は宮殿の隅々まで見てまわり、賢者にそのことを話しました。
賢者は、
”私が君に預けた油はどこにあるのかね?”
と尋ねました。
若者は宮殿を見ることに夢中でスプーンの中の油のことを忘れていました。
そこで賢者は一つだけ教えてあげようと若者に言いました。
”幸福の秘密とは、世界の全ての素晴らしさを味わい、しかもスプーンの中の油のことを忘れないことだよ”
色々な解釈に取れますが、僕はこのお話が大好きです。
中でもこの場面はわかりやすく、幸福の秘密を説明してくれているように思います。
そしてアーサナの練習においても同じことが言えると思うのです。
思い出しながらまた読みたくなってきました。
ぜひオススメの本です。
まだ読んだことがない方は読んで見てください!
練習の話に戻りますが、
夢中な練習は一見集中状態にも思えますが、呼吸や身体の微細な変化に気付けないと思うのです。 レッドクラスにおいて練習に夢中になっているとカウントを聞かずに動いてしまいがちです。
普段の練習でも夢中ではなく集中した練習を目指しましょう!
そして、もちろんアーサナ練習以外の時間を過ごしている時もね!
それでは素敵な週末を!
ほんとオススメです!